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建売住宅で後悔する10つの失敗例と失敗しないための注意点解説!!

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建売住宅で後悔する10つの失敗例と失敗しないための注意点解説!!

 

建売住宅は安く購入できるのが最大のメリットですよね。

しかし、実際に建売住宅を買ってみたらこんなはずじゃなかった!!と後悔する人がとても多いです。

 

安さゆえに建売住宅にはそれ相応の安さの理由があるので、建売住宅を購入する際は、営業マンの巧みな話術に乗せられないように、後悔しない建売住宅を選ぶ必要があります。

 

ですので今回は建売住宅を購入する際に後悔するポイントと建物選びに失敗しないで後悔しないための選び方を解説していきます。

 

 

建売住宅を購入して後悔する10つの失敗例

私が数々のお客様から聞いた実際に建売住宅を購入して後悔した失敗例をまとめます。

 

①日当たりが悪い

②私道物件を購入してトラブルに巻き込まれる

③駅までの距離表記に騙された

④比較物件が少ない

⑤昼夜で住環境が全然違う

⓺辺鄙で利便性の悪い所を購入

⑦青田買いしたがイメージと違う建物に

⑧デザイン重視で使い勝手が悪かった

⑨アフターサービスがほぼなかった

⑩季節によって住みやすさが違う

 

これらの上記の項目を無視して購入すると建売住宅を購入して後悔する確率が多くなりますので、後悔しないためにも失敗例を読んでおくことは大切です。

 

それぞれの失敗例を解説していきます。

 

 

①日当たりが悪い

多くのお客様が南側道路の家を希望する方が多いです。

確かに南側道路は日当たりが良いとされていて。日中の15時くらいまでは日が当たるので、他の方位と比べても日が当たりが良いです。

 

しかし南側道路というだけで、家の価格は付加価値がついて、割高になっていることが多いです。

 

物件によっては南側道路の物件を購入したのにも関わらず、思った以上に日当たりが良くなかったと後悔する人が多くいますので、後悔しないためにも土地選びが重要になってきます。

 

絶対に選んではいけない物件として

 

・南側にサッシが少ない

・南側の間口が狭い

・高層マンションが道路の反対側に建っている(建つ予定がある)

 

これらがある物件は南側道路でも日当たりがあまりよくない可能性があり、後悔してしまうポイントです。

 

なので南側道路でも選ぶ基準として

 

・南面に掃き出しサッシがある

・間口は最低5.5m以上

・南面にすでに住宅が建っている

 

南面のサッシに掃き出しがサッシがあると、日当たりが全然違います。

間口も狭いとサッシが1つとかになってしまうので、最低5.5m以上でサッシは2つ以上ある物件にしましょう。

 

南側道路でも、幹線道路付近だと高層マンションなどが建設される可能性があるので、周りに高層マンションが建たない土地を選ぶ必要があります。

確実なのはそこの住居地域の種類を調べるのが一番で、地域によっては高層マンションを建ててはいけない土地があるので、そこならば確実に大きな建物は建たないです。

 

住居地域の種類は役所で聞けるので、聞いておいて損はないと思います。

 

それが面倒であれば、すでに南側道路に家が建っているところを選びましょう。

 

空き家でなければ早々建て替えは起こらないので、近隣住居もチェックしておきましょう。

 

 

②私道物件を購入してトラブルに巻き込まれる

 

建売住宅を購入するにあたって後悔するポイントの一つで、私道に面している建売住宅を購入するのは多少のリスクがあります。

 

私道とは、共の道路とは違い、私道に接している住宅の人たちで道路を管理する必要があり、補修や清掃などを自分たちで行う必要があります。

 

建売住宅は大きい土地に住宅を振り分けて建てるので、敷地延長のための道路だと私道のケースが多いです。

 

私道は接している住宅で管理するものなので、道路の補修工事を行うにしても一人が駄々をこねれば工事はできませんし、補修費も住民みんなで折半しなければなりません。

 

お金の話を近隣とするのはなかなか大変ですよね。

 

場所によっては、私道内に車を駐車していけないとか、いろいろ独自なルールがあることもあるので、トラブルの原因にもなります。

 

ですので、安いからといって安易に私道に接している建売住宅を購入するのはやめましょう。

 

しかし結局は近隣住宅の人の良さで決まりますので、周りの住宅の人たちが常識のあるいい方であれば問題ないのですが、判断するものむずかしいので、私道に接している場合は当たり障りなくやっていく必要があります。

 

反対に私道があると、道路の維持管理のために近隣と接点ができるので仲良くなりやすいので、そういったコミュニティを大切にしたい方は私道はおススメできます。

 

 

③駅までの距離表記に騙された

 

駅から遠い物件は土地価格が安いため、建売住宅を購入するするのに安く購入できます。

 

実際にその建物から最寄り駅まで歩いてどのくらいなのか知るために不動産で表記された徒歩の分数が書いてあると思いますが、それは大体間違っています。

 

単純に徒歩の分数を少なく表記していることが多いです。

 

 

購入してから、通勤時こんなに毎日歩くとは思わなかった、、、なんて後悔する方も多いです。

 

なぜそうなってしまうかというと、実際歩くと信号待ちや階段など高低差があるため、その分延びてしまします。

 

不動産表記ではルールがあり、1分間に80m進むと考えられて計算されています。

 

このスピードは女性がハイヒールで歩く速とされており、私自身歩くスピードを測ってみたのですが1分間で約90mでした。(筆者は男です)

 

なので信号待ちや坂や階段があると1分で80mも進めないので、そこで時間的に遅れが出てきます。

 

こういった徒歩表記に惑わされないためにも一度自分自身の脚で歩いてみるのが重要です。

 

実際に歩いてみると

 

・ここは外套が少ない道だから夜は怖いな

・車の通りが多いからこの道は避けよう

・この道路を渡るには歩道橋しかないのか

 

などなど気づけることも多いので、一度歩いてみるのはおススメです。

 

 

④比較物件が少ない

これは、ブランドにこだわってしまっている方に多いのですが、大手だからグレードが良いとは限りませんので、いろんな物件を見ておく必要があります。

 

いまの建売住宅では、メーカーそれぞれこだわっているポイントがあり、外観や内観、はたまた住宅設備とそれぞれ違います。

 

同じメーカーでも、売っている物件によってグレードを変えているので、一つの場所にこだわるのは後悔する可能性が非常に高いです。

 

 

冬は寒いから床暖房が欲しかった、、、

水道水をろ過したもので使いたいから良水工房があればよかった、、、

物干し金物が付いていなくてオプションで追加でお金を払った、、、

 

などなど買ってから後悔するケースがよくあります。

 

ですので住宅のグレードは確実に確認して、少しでもお得な物件を探しましょう。

 

私個人的にあったほうが良い住宅設備として

 

・床暖房

・良水工房

・1・2階トイレウォシュレット

・小屋裏収納

・浴室乾燥機

・食洗機

・電動シャッター

・エアコン

 

これくらいあるとグレードは良いです。

 

上記の項目を満たしている物件は探せば結構ありますので、いろいろな物件を比較して後悔しないように選びましょう。

 

 

⑤昼夜で住環境が全然違う

 

建売住宅購入で後悔するポイントの一つとして、近隣住居のトラブルが挙げられます。

 

そしてほとんどの人が知らないのが、物件は時間帯や曜日によって様々な顔になるということです。

 

例えば、幹線道路など大きい道路の物件を購入したとします。

 

見に行ったのが日中で、その時はそこまで車の通りは気にならなかったけど、夜になるとトラックが多く通るため騒音が発生してしまう物件で後悔するというパターンもあります。

 

他には線路際の物件で、音は2重サッシにして対策されていたけど、実際住んでみると電車が通ると振動がすごいという物件もあります。

 

特にやりがちなのが、家を見に行くのは基本土日が多いと思うのですが、近くに工場などがあるときに工場は土日が休みなので、家を見に行った時は騒音や振動はなかったのに、平日になると騒音と振動がすごいなんてこともあります。

 

このように昼夜だけでなく平日・休日の違いでも物件は顔を変えますので、できればいろんな時間帯・曜日を変えてみると後悔しないです。

 

 

⓺辺鄙で利便性の悪い所を購入

 

先ほど建物のグレードを話しましたが、気を付けなければならないのが、辺鄙な場所の建売住宅の購入です。

 

よく不動産が行っているのが、徒歩20分以上かかる辺鄙な土地は、土地を一括で大きく買い、街並みをそろえグレードを上げた建売住宅を作り、高級住宅街という付加価値をつけて、そこの土地の相場よりも500~1000万円以上も高く売ることがあります。

 

辺鄙な土地はもともとの土地代も安く、余っていることも多いのでまとめ買いしやすく、さらに高級仕様にすることで駅付近の土地よりも高く売ることができるため、不動産からしたら利益率が高く、私たち購入する側からしたら一番損する買い方です。

 

注意していただきたいのは、家が高級仕様だとしても売却するときは建物の価値はほとんどないく、土地の価値のみで判断されます。

 

仮に10年住んで売却することになった場合、立地が悪いとなかなか一般客に売ることが難しく、仮に売れたとしても良くて5割で相場では3~4割でしか売ることができません。

 

業者に売却するとしても、土地でしか売れずに建物代0円なる上に解体費を請求されることもあります。

 

辺鄙な場所だと周りにスーパーや病院などが近くにないことも多く、毎回行くのが大変です。

 

ですので、建物の立地は確実に見ておいてください。

 

さらに欲を言うなら、土地の価値が上がりそうな物件を選ぶことで、仮に売却することになった時に売りやすくなりますので、リサーチをしっかりしてグレードの良さに騙されないよう考えて物件を選びましょう。

 

 

 

⑦青田買いしたがイメージと違う建物に

 

住宅を購入する方法として大きく分けて2通りあります。

 

・住宅が出来上がった状態で購入する

・住宅ができておらず、土地のみの状態で購入する

 

建売住宅ではほとんどが住宅ができた状態で販売していて、出来上がっているのでイメージがしやすくてずれが生じにくいですが、青田買いという住宅が出来上がっていなくて、土地の状態で購入するパターンもあります。

 

注文住宅は基本的に後者の土地の状態から買うことがほとんどです。

 

土地の状態から買うメリットとして、自由に設計ができ自分が思うような家を建てることができます。

 

しかしデメリットとして、完成時のイメージが付きにくいという点があります。

 

自由に設計ができるため、しっかりと意思疎通ができていないと自分が思った家にならないものが作られることがあります。

 

そういったトラブルがあると、言った言わないのいたちごっこになるため、なかなか解決しないです。

 

むしろプラン変更の規模によっては追加でお金がかかり、予算を大幅オーバーなんてこともあるので、確実に打ち合わせした内容書類に残しておく必要があります。

 

結構みなさん口約束ですることが多いので、トラブルの原因となりますので、自分を守る上でも打ち合わせ書類は起こしておきましょう。

 

 

⑧デザイン重視で使い勝手が悪かった

見た目がデコボコで下野があったり、バットレスがあったりする家っておしゃれで見た目が良いですよね。

 

しかしそういった家ほど、実際住んでみると使い勝手が悪く後悔することがあります。

 

例を挙げると

 

・3階建てのスカイバルコニーに一目ぼれして購入したが、洗濯機が一回で洗濯物を干すのに上り下りがすごく大変

・ビルトインカーポートなら車が汚れにくいので、購入したはいいが、想像以上に狭く出入りが大変。

・家がカクカクしすぎて、家具がうまく配置できない

・吹き抜けのある家にしたが、エアコンが全然効かなくて、畳数の大きいものにした

 

実際に住んでみて過ごしてみると気づくことが多いので、できれば住んでいるのを想像してみるのが一番です。

 

 

想像するとこれは不便じゃないかな、これは便利じゃないかなといろいろ出てきますので、住んでいるのをイメージするのはおススメです。

 

 

⑨アフターサービスがほぼなかった

 

建売住宅を購入するならアフターサービスもあるか調べておく必要があります。

 

こればかりは、大手になればなるほどアフターの質や対応の良さが上がっていきます。

 

反対に小さい工務店などですとアフター対応も時間がかかり、なかなか来てくれません。

 

むしろ忘れ去られてしまうなんてこともあります。

 

耐震偽装が発覚した姉歯事件以来は10年間は構造体に関しては保証するところがほとんどです。

 

しかしこれはあくまで構造体で、フロアや建具などは構造体に含まれないので、アフター対応しませんなんてこともあり得ます。

 

ですので、住宅を購入する際は、アフター対応の流れとどの範囲までアフター対応していただけるか必ず確認しましょう。

 

⑩季節によって住みやすさが違う

 

これはなかなか判断するの難しいですが、季節によっても物件の顔が変わります。

 

例えば、隣が森林公園で木がたくさん生えていて、夏は涼しくて気持ちがいいけど、秋になると枯れ葉がすごくて雨どいが詰まったなんてこともあり得ます。

 

他にも周りが空き地で、日当たりが良いのですが、春の風で砂ぼこりが舞い、洗濯物や車が砂まみれになってしまう。

 

冬になると日が当たらないところがあって、道路がいつも凍ってしまっている。

 

 

上記ように、季節によっていろいろと顔を変えますので、こちらも各季節を過ごすのを想像するのが一番です。

 

 

 

以上のように建売住宅を購入する際の注意点を10つ解説しましたが、すべてを満たす物件というのはなかなかなので、自分に合った物件を選んでいく必要があります。

 

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